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覇道高校、新撰組! 最終話 
2006.06.28.Wed / 05:11 
早朝、ホームルームにもまだ遠い時間、部屋の一室に二人の男女が居た。
教室が二つほど繋がった場所で、薄暗く空気が何処か湿っぽい。
開け放たれた窓からはランニングしている運動部の掛け声が聞こえた。
空きが目立つ書架の乱立する中、向かい合った豪勢なソファがあり、それに腰を下ろしている男女も自然と向き合う形になる。
間はガラス張りの机があり、その上には一冊の大型本が置かれていた。
「これ、ですね。」
幼さが残る顔立ちの青年、八神・命が手で本を示す。
「こここここ、これですっ!まさしくセス・ビショップ抜書ですっ!」
黒ぶちの眼鏡を掛けた図書委員長、本多・菜月が絶叫する。
先ほどから微細に振動を繰り返していた菜月の眼鏡は既にずれている。
「ありがとうございますっ!ありがとうございますっ!」
本を大事そうに抱え、何度も何度も深いお辞儀を繰り返される。
三年生に頭を下げられる事になんだか心持なくなった八神はそれを静止。
十分後やっと冷静さを取り戻した菜月が疑問を口にする。

「あの…本は…いったい誰が…あ、いえ!犯人探しではないんです!別に咎めるつもりも更々無いですけど!…ただ個人的な興味でです。」
菜月は終わりに近づくにつれ声が小さくなり、言い終わる同時にすとんとソファに腰を下ろした。
別に黒いものは感じられなかったので八神は、
「持ち去った犯人は、この『本』です。」
「はぇっ!?」
理解できないのも無理は無い。少なくとも目で見るまでは。
「持ち去った…というのは正確ではありませんね。出て行った、が正しいかもしれません。」
「…というと?」
「この本がどんなものかは知ってますよね?」
「はい…とても力がある危険な魔道書です。」
『本』がテーブルの上で少し動いたが、菜月は感じなかったようだ。
それを八神は目の端に映しつつ、
「なら人を操るぐらいは簡単ですよね?それで自ら出て行ったとしたら?」
「そんな…!」
菜月の顔の色が青くなる。
何も知らない人が聞けば頭ごなしに否定するだろう。それをしないのは委員長が『本』の恐ろしさを知っているからで、
「でも何で…?」
「これは僕の憶測ですが…」
八神は視線を菜月から外し、そのままゆっくりと『本』へと移す。
「…隔離されたのが寂しかったから、じゃないでしょうか?」
『…………。』
喋れる筈の『本』が何も言わないので、八神はそのまま続けた。
「危険だから、と書庫の奥不覚に押し込まれてたんですよね?…知ってますか?この『本』には意思があるんです。もし貴女が何もしていないのに隔離されたらどうでしょう?」
「でも、その『本』は危険だからで!別に私とは…!」
「人だって危険です。何をするか解らない。その点では変わりないですよ。」
「……。」
「ですが閉じ込められた。同じ本なのに違う扱い。それが…我慢出来なかったんじゃないでしょうか。」
「…本当なんですか?」

その質問に八神は答えられなかった。それは答えるべき者が答えたからで、
『本当。』
菜月が目を見開く。喋り出したのが本ならば仕方有るまい。
『わたし。寂しかった。このまま。忘れられるの。死ぬと同じ。』
たどたどしい言葉が聞こえる。それは耳に響くのではなく、心に直接響く声。
『そして。傷つけた。いっぱい。いっぱい。』
そのまま沈黙が流れる。長いような短いような時が過ぎ、
『わたし。危険。わがまま。……いわない。』


     ■     ■     ■


教室。窓際の後方、ベストポジションの一つの机が八神の席である。
八神は当然の様に着席して片手で頬杖を付きつつ外を眺めている。
「おっす、八神。今日は早いんだな。」
「八神くん、おはよ。」
「…あぁ、おはよう。」
朝の部活が終わったのか、クラスメイトがちらほらと顔を出す。
時刻は八時、朝のホームルーム迄まだ時間がある。
帰宅部の八神にとって朝練などはまったく縁がないのでこの時間帯に来るのは初めてかもしれない。
まだ空席だらけの教室に朝日が眩しく射す。見慣れた教室の筈だが、どこか違う教室に迷い込んだような錯覚に陥る。
開け放たれた窓からまだ少し冷気が残る風が入ってきた。
涼やかで気持ちが良い風だったが、心には蟠りが。八神の気分は消沈していた。
(あれで…良かったのかな。)

先ほどの図書室での出来事を思い出す。
あの後、図書委員長の菜月はぐったりと肩を落とし静かに涙を流していた。
掛ける声も見つからず、かと言ってその場に居る事も躊躇われたので一言告げて八神は退室。
そのまま、もやもやした気持ちは晴れずにこのとおり教室に居る。
「はぁ…」
何度目のため息だろうか。数えるのも億劫だがかなりしているのではないか。
なにやら長い時間思案していたのか、教室の席は殆ど埋まっていた。

時計は八時半を差す。ホームルームの時間だ。
遠方から聞こえる巨大な鐘の音が空に響く。
この澄んだ音が三度響き終われば遅刻となり―――
「ぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
廊下側から呻き声とともに地響きがする。
「まさか…」
そのまさかだった。
三度目の鐘の音の余韻と共に、
「ボクは絶対にあきらめないぃぃぃぃぃいい!」
「…まずいな。」
「くっ、川原めっ!!我輩を踏み台にするとはっ!」
八神にとって馴染みの声が聞こえた。
騒がしいなぁ、と思ったが圧倒的な確立でいつもはその騒がしい一味に加わっている事を思い出し、八神はこれからもう少し早く家を出ようと決心したのだった。


「はぁーい、みなさんおはようございまーす♪」
ホームルームも終わろうかという時間、教室の前のドアがからからと開けられた。
タイトスーツを着込んだ妙齢の女性、このクラスの先生だ。
「ちーちゃん、遅刻だぞー」
鮎――なんとか間に合った――は猛ダッシュの疲れが取れないのか肩を上下し、息を整えつつ言った。
剣信――なんとか間に合った――は何やら心配そうな顔でこっちと左蔵の方を見てくる。
左蔵――だめだった――と言えばいつ巻いたのか白い包帯で片腕がぐるぐる巻きにされ、どこから持ってきたのか点滴セットが机の周囲に置かれていた。
先ほどの踏み台がどうのという台詞が関係しているのだろうが特には気にしないことにする。だって左蔵だし。

そうだそうだー、と先生は他の生徒にも非難された。
ちーちゃんの愛称で呼ばれている先生が子供っぽい顔を顰めて、
「ちーちゃんって呼ばないでください!千の畝と書いて『ちせ』っていう可愛い名前があるんですよ!」
そんな子供っぽい顔に反比例するモデルも驚愕理想郷な体をしたちーちゃ――千畝先生が主張する。
「それにせんせー遅刻じゃないです。」
えっへん、と言いつつ得意げな顔で胸を反らす。
「先生、実はさっきから教壇に居ましたもん。」
「「嘘つくなー!!!」」
「せんせーね、信じる事は大事だと思うの…。ってことでホームルームはじめましょ♪」
「大人ってズルイ…」
「いや、今ドアから入ってきたのにさっきから居たって言われてもな…」
そんな呟きが起こっていようとも千畝先生は黒板に向かい何か文字を書いていた。
批判を聞こうともしないで――恐らく聞こえていないのだろうだが――鼻歌交じりに続ける。

こんな光景を見て、いまいち乗気にならなかった八神は顔を伏せ、寝る体勢へと移行する。
沈んだ気持ちで何もやる気が起きなかったからだ。
「はーい、みんなー、注目ー」
再びドアがからからと開いた音がした。それと同時、周囲から感嘆やら口笛、ため息など聞こえる。
(どうでもいいか…)
「えっとね、転入生を紹介します。」
(…四月に始業式が始まってから一ヶ月も経ってないのに?)
予想外のイベントに八神は訝しげに顔をあげた。
視線を前に移せば、教壇には千畝先生の横に長身の女性が立っている。
千畝先生もそれなりに高い身長だが、彼女よりもその転入生のほうが幾分か高い。
寸法が合ってないのか、明らかにきつそうなうちの学校の制服を着ていた。
そのためか、それとも極度の緊張か、その転入生はもじもじして顔を地面へと伏せている。
「さ、自己紹介、して?」
千畝先生が小学校の児童を諭すように言う。ちなみに悪意は無い。
こくん、とその転入生は頷き、おずおずと顔を上げる。
黒髪のショートヘアだが前髪が長く、眼が殆ど隠れている。
だが―――
「び、美形ーッ!」
「いやんかわいいー♪」
「俺は今からこの子のファンクラブを結成する!」
なとどクラスが一同に盛り上がるほどの美人だった。

祭りと化した教室に慄いたのか、転入生はびくりと震える。
だが崖っぷちで耐えたようでおずおずと黒板へと向かい、名前を書いていった。

『ナコト=ミコテン=ルルイエ』

そう黒板に記されていた。
転入生は白墨を置いてから緊張を孕んだ仕草で語りかける。
「私。ナコト=ミコテン=ルルイエ。よろしく。ください。」
拙い日本語で喋り、お辞儀をするナコト。
「ナ・コ・ト!ナ・コ・ト!」
長身な割りに小動物的な仕草に男子や女子からもウケは良い様だ。早くもナコトコールが起こっている。
「ナコトさんはね、海外からお勉強にやって来たのよ。みんな、仲良くしてね。」
「「はーい!」」
クラス一同手を高らかに挙げる。
そんな光景を見つつ八神はひっかかるものを感じ、一人思案に暮れる。
(ナコト…ミコ…テン…ルルイエ…)
どこかで聞いたような単語に記憶を総動員するも、決定的な候補にあがる物はない
八神は首をひねっていると、
「じゃあ、ナコトさんの席は…」
千畝先生がクラスを見回す。すると横に居たナコトが、
「ヤガミの。…となり。良い。」
(そうかヤガミ…って僕!?)
一瞬でクラスが静けさに包まれる。
生徒全員がナコトとこっちを交互に見てくる。
(こっち見んな!)
そう思っていると、ナコトももじもじした様子で視線を送ってくる。
「うん、そうね。八神クンの隣空いてるわね。じゃ、ナコトさんはそこにね。」
「はい。わかったの。」
高い身長を頼りない足取りでふらふらと揺らしつつ歩くナコト。
だがコンパスが長いのですぐに八神の横、開いた空間に到着する。
「あ、机持ってこないと!せんせーうっかり!」
千畝先生は手の平でぺちんと額を叩く。
「えっとえっと、じゃあせんせーが取って来るからちょっと待って――」
「いい。ヤガミ。ずれて。」
言うや否や、ナコトはそのまま八神の椅子の少し空いた部分に腰を下ろそうとする。
はっ、と気づき周囲を見回せば冷たい視線が刺さっている。中には殺意すら感じるものも。
「プレイボーイ八神め」
「やっぱり八神君って…」
「…コロスコロスコロスコロス」
その中には鮎も混じっていて、中指だけ上げた手でこちらを睨んでいる。
ナコトの腰に押されるように八神は半分椅子を追い出され、その空いた場所に彼女は座った。
肩が触れ、体温も吐息も感じる近距離でナコトの顔が向けられる。
「ごめん。私。今度は。守る。から。」
その言葉に八神の疑問のパズルが一気に解けた。
解けたと同時、八神は教室の後ろドアから一気に飛び出した。


     ■     ■     ■


廊下。延々と続いているのではないかと思えるほどの場所を八神は走っていた。
「まさか…まさか…」
足を挫きながら、転びそうになりながらも足を止めることも無く駆ける。
授業が始まった時間帯なので人気は無い。
猛スピードで記憶を頼りに奔り続ける。
(3-G…3-G…あった!)
黒塗りのプレートに白く3-Gと書かれた教室の前に差し掛かりドアをノックしようとした時、
「八神…さん?」
後ろから声が掛けられる。それは目当ての人であり、
「菜月先輩!?」
眼を真っ赤に晴らした女性が居た。今朝会った黒ぶちの眼鏡がよく似合う図書委員長である。
片手には英語の教科書が抱えられていた。恐らく廊下に置かれているロッカーから出したのだろう。
「八神さん、遅刻ですよ?…って私も遅刻なんですけどね。えへへ。」
女性はくりくりとした大きい目を細めつつ照れ笑いを浮かべる。
「そ、そんなことより!」
八神は未だ混乱の最中で舌が上手く回らないが、そのまま菜月に問い詰める。
「なんであの『本』がうちのクラスに編入なんですか!?」

菜月は眼をぱちくりとしてから、やがて思い当たったのか教科書を持ったままポンと手を叩き、
「閉じ込めるのは…やはり可哀想なので…。」
「そ、それは解りますが…!」
「ハサミは確かに危険です。ですが、恐れていては、実はそれがとても素敵なものだとは気づきません…。ですから大事に仕舞うよりも、もっとみんなに知ってもらうべきかな、と思いまして。」
八神は無言で菜月を見詰める。
「でも、やはり特定の人にとってはハサミはとても凶悪な武器にもなります。あの子の元が元だけに、力を秘密に出来るのならば…という条件でなら、自由にしてあげても良いんじゃないかな、って。」
菜月はそこで思い出し笑いをする。先ほどの沈んでいた彼女とは別人のように優しい笑顔で、
「それにですね?自由にしていいよ、って言ったらなんと言ったと思います?『私。八神の。力になりたい。』って言ったんですよ。」
何があったのかは解りませんけどあの子なりに考えた事なので、私もちょっと頑張っちゃいました。と彼女はくすくすと笑う。
「因みに名前はですね、セス・ビショップ抜書を形成する『ナコト写本』からナコト、『ネクロノミコン』からミコ、『屍食教典儀』からテン、『ルルイエ異本』からルルイエ。一つずつ取ってみました♪」
えっへん、と胸を反らし自信満々な表情の菜月。
「安直ですね…」
「えぇぇぇええええ!!」
授業中の廊下に叫び声が染み渡った。
二人して先生に怒られたのは言うまでも無い。


     ■     ■     ■


「はぁ…」
「はぁ…」
昼休みの生徒会屋敷、畳が敷き詰められている修練場に二つのため息が生まれた。
一人は肩を落とした八神、もう一人は疲労困憊なつららだ。
二組の視線は上座の位置に仁王立ちする舞鬼と、その前に蹲る二人の男女に向けられている。
「是非!新撰組に入れてください!もうガキんちょなんて言いません!」
男は焔色の長髪で目つきは険しい。いかにも不良の顔つきだが今は引き締められ真剣そのものだった。
「新撰組。ください。」
片言の日本語で喋る女は黒髪のショートヘアで前髪は眼が隠れるほど長い。
なにやらそれを聞いた舞鬼は眼を堅く閉じ、うんうんと首を深く上下に振る。
「言いたい事はわかっちゃったよ!つまり…下克上!」
「違ぁああああああう!!それはコイツの言葉が悪いんだぁ!」
赤髪の男、クトゥグアがナコトを指差し半狂乱で叫ぶ。
指されたナコトは何が間違ったのか解らない顔できょとんとしている。
かれこれこんなやりとりが30分は続いていたりする。
(ナコトは新撰組入れてください、って言いたいんだろうけど上手く言えないみたいだな…。にしても…)
八神は舞鬼をじっと見詰める。太陽の様な笑顔にはいつもと違う色が混じっており、
(会長もわかってるのだろうに意地悪な人だなぁ…。きっと凄い嬉しいんだろうなぁ…。)
「おい、覇道、そろそろ決めてやれ。さすがに哀れにになってきた…。」
座っていたつららが時計を示し告げる。そろそろ昼休みが終わりそうな時間だ。
「あはは、ごめんね。…いいよ。二人の入隊を、許可しよー!!」
「ホントか!?イィィィヤッホウ!!姐さんのために働きますよぉ!!」
「…やった。」
クトゥグアは片手を握り天に翳し、きらきらとした眼でつららを見据える。
ナコトも手をきゅっと握り、腰の辺りで小さくガッツポーズを取っていた。

八神は見知らぬ男について先ほどつらら先輩から聞いたところ、彼は火のなんたら、で見回り中に少々嗜めたら気に入られたと言っていた。
マゾなんだろうか、と思いつつ八神は尋常じゃない喜び方をしているクトゥグアに冷めた視線を送る。

なにはともあれ、これで新撰組には新たに二人の隊員が加わった。
二人とも人間では無いと言う事に一抹の不安を覚えるが、会長の決定なら仕方ない。
つらら先輩も「やはりこうなったか…」と言いたげに眉間に手の平を当てうんうん唸っている。

その後、聞いた話によるとハスターは動き回りたいから体育教師に(よくなれたと思う)。
イタクァは図書館の司書をすると言っていた。
二人とも暇なのだろう。「仕方ないからオレらも貢献してやるか」みたいな事を言っていたが満更では無さそうだった。

「…にぎやかになったな、八神。」
「あはは、そうですね。にぎやか過ぎるほどかも。」
いつの間にか笑顔のつらら先輩は湯のみを二つ持っていて、一つを勧めてくる。
八神は礼を良い、ほどよい暖かさの緑茶を咽に通す。
二人は前方で手をつなぎ回転している舞鬼、クトゥグア、ナコトを見つつ茶を啜る。
八神は視線を感じ、ふと横を見た。こちらを向くつららの表情からは笑みが消えていて、
「…八神は…これからも続けてくれるのか?」
「…当然です。辞めろと言われない限り。それに…」
「それに?」
「つらら先輩だけ、こんな楽しい仕事をやるのはずるいですから。僕にもやらせてください。」
八神は淀みなく、素直な気持ちでそう告げた。
それを聞いたつららは「そうか」と呟き顔を伏せ、深く一呼吸。
「ありがとう…八神。」
そして、彼女は微笑んだ。
いつか見た悲しい笑顔ではない。はにかんだような、照れを含む少女の笑顔。

八神は思った。
僕はこの笑顔が見れるならば、いつまでも頑張れると。



△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ △▼△▼△▼△▼△▼△▼

【あとがき】

↓学生簿更新
http://yukito25.blog31.fc2.com/blog-entry-158.html


雪都「はぁ…終わった。というより終わらせた。」
つらら「私が出たじゃないか」
雪「うん、その日暮らしにストーリー決めてるからね。」
つ「…なんて行き当たりばったりなんだ。」
雪「初期からそうだったしなぁ…。今最初の見るともうひぃ!って感じだよ。設定とかもうね。」
つ「一人称は変わる、口調も変わる…だな。」
雪「うん、小説ってどう書くのかなーって手探りでやってたからね…。」
つ「処女作というわけか」
雪「乙女がそんな…!」
つ「…っ!なななな何を言っている!」
雪「まぁ、処女作以前。ホントは落書きの気持ちだったんだ。でも、書いてるうちにけっこう愛着が沸くもんでね。」
つ「……ほう。」
雪「今ではもっとちゃんと考えて、ゆっくり書けばもうすこしマシなものが書けたんじゃないかな、って思ってる。」
つ「そうか。」
雪「いや、悪いね。…ちょっと甘く見てたわ。」
つ「……一つ、学んだな。」
雪「そうだねぇ…。うん…もっと頑張るよ。今はコツを掴むためがむしゃらに書くだろうけど……」
つ「あぁ。」
雪「いつか、ちゃんとした形にするよ。してみせる。」
つ「待ってるぞ。」
雪「…じゃ、またいつかね。」
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テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学
COMMENT TO THIS ENTRY
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おぉ、読んでくださって有難うございますです。
こうして感想を頂けると頑張って良かった、と切に思います。

まぁ、これが初めて書いた文です。
手探りで書いたこともあり、推敲などほど遠く、
未熟な今でさえ読み返すと眩暈がします。
なんど終わらせようと思ったことか。
なんどあきらめようと思ったことか。

それでも頑張れたのはこうして読んで頂いてる人が要るからです。
僕がどんな形であれ、最後まで書けたのは皆さんのおかげです。
月並みの台詞ですが、心から思ってますですよ。

また懲りずに新しい章に突入しました覇道シリーズ。
良かったら、これからも八神らと共に成長(するだろう)の過程を見ていただけると幸いです。

- from 雪都 -

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だいぶ遅れましたが読まさせていただきました。
ケータイで電車の中と通学路を利用してね。
とにかくお疲れ!!
そして祝完結!
やはり続けるのは大事だね…
私は殆ど完結した作品ないからなぁ…
一応終らした作品ならあるけど…
今書いてるのだってこのまま書くのやめちゃうかなと思ってた位だし…
でも旦那が頑張って書いてる作品を読むと私もがんばらな…と励みになります
もう少しで私の勉強も一段落するし(やってないんだけどね…
とりあえず何か完結させよう

これからも旦那の作品に期待してますよぅ
がんばれぇ!

- from らら -

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