ADMIN MENU ≫ | IMAGE | WRITES | ADMIN
スポンサーサイト 
--.--.--.-- / --:-- 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
覇道高校、新撰組!(仮)  第七幕 
2006.05.15.Mon / 02:56 
「と言う訳なんだよー…」
「ふむ、それは難儀。当然貴様の性格も含めてだが。」
放課後。黄昏にはまだ遠い時刻、教室棟の二階の廊下に二つの影が射す。八神と左蔵だ。

左蔵が部活まで時間があり散歩していた所を八神が捕まえ、事のあらましを話していた。
「して、その書物とはどの様な代物かね?」
八神がスラックスの後ろポケットから葉書き大のメモを取り出す。
「木製表紙で…一抱えほどある大型本…らしい。」
「値打ち物か?」
「らしいけどね。ずっと書庫に仕舞われてたしそれを知り得る人はほぼ居ないって言ってた。」
「ならば換金目的の可能性は少ないな。書名は何と云う?」
八神は再びメモに視線を落とし、
「えと…セス・ビ…」

ふと併進していた筈の左蔵が居ない事に気づく。振り向けば二三歩ほど後ろに立ち尽くし、眉根を寄せ窓へ顔を向けていた。
「左蔵?」
「しっ…。静かにしたまえ。」
左蔵は右手の人差し指を八神の口に当てる。
「八神、何か音が聴こえはしまいか?」
窓から外を見つめたまま問い、
「そういえば…地響きみたいな音がゴゴゴゴっと…」
「ふむ、第二の質問だ。あれは我輩にだけ見える幻覚だろうか?」
す、と指先で外を指し示した。

八神がそれを目で追い外の光景を見る。するとそこには、
「船?」
「貴様にも視える為らば白昼夢では無い、か。」
船が校庭を走っていた。
周囲の校舎から比較するに裕に高さは百メートルを超えるだろうか。
遠近法ながらとても巨大なことが伺える。
船首には竜の頭蓋と思わせる物が備わっており、舷側には規格外な大きさの楯が幾つも沿って並んでいる。
恐らく風化しているのだろう、まるで大きな爪でズタズタに裂かれたかの様な状態の黒色の帆。
そこに血よりも濃い深紅で描かれいてるものは顎門を開いた禍々しい髑髏。

「…海賊船?」
「の、様だな。」
校庭には当然の様に水路などの設備は無かった。
だが巨大な海賊船は砂利の大地をまるで広大な海原を航海しているように疾走する。
「演劇部のテスト走行か…それとも…帆船同好会かな?」
「しかし、彼らには逆立ちしたとして船一つで陸を渡る事など出来ぬだろうな。」
船底に台車でもあればまだ解るがあの海賊船にはそれが無い。
現に地面に数メートルはめり込んでいるのを見ると本当に走行しているのだろう。
「む、いかんな。あの方向は…」
突如、文字通りに天を突くような轟音が学園内に鳴り響く。
大地が激しく振動し、立つのも儘為らないほどの揺れだ。
「ななななんだよこれっ!」
「恐らく…!例の帆船が激突したのだろう!」
「また仕事が増えるのかぁ…」
「仕方有るまい!征くぞ八神!」
「当然!」

八神と左蔵は未だ轟音と振動が鳴り止まぬまま、羊の刻の廊下を駆け抜けた。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

本日はちょっと短めで行こうかな、と。
珍しく今後の展開に迷ってます。
大まかな流れは決めてあるけど、順番が難しくて…
け、けして手を抜いてるワケじゃないんだからねっ!
スポンサーサイト
COMMENT TO THIS ENTRY
----

暫く不思議ばっかですwww
ごめんなさいwwww

- from 雪都 -

----

うほ
事件
不思議展開( ゚∀゚)=3
期待(*´∀`)
期待(*´∀`)

- from らら -

   非公開コメント  
スポンサーサイト覇道高校、新撰組!(仮)  第七幕のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

雪都

Author:雪都
name:雪都
age:20
sex:♂
condition:神様、ゲームを最後まで続ける力をください

messenger☆
heart_to_heart_symphony
@hotmail.com

mixi☆
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1880641

カウンター

ペット

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

doumei


CopyRight 2006 君と私のクロニクル All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。